トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ RSS ログイン

Introduction

SWTはThe Standard Widget Kitの略で、Eclipseというオープンソースプロジェクトから提供されているJava用のGUIツールキットです (Eclipse自体は言語に依存しない統合開発環境のプラットフォームを提供することを目的としています)。 Swingと異なり、OSのネイティブAPIを使用しているため軽快に動作します。統合開発環境であるEclipse自身もSWTを使用していますので、JBuilderやForte for JavaなどSwingを使用したIDEと比べるとGUIのレスポンスにどの程度の差があるかを実感できると思います。

上述のように、Pure Javaではないという点、JavaのGCの恩恵を完全に得られないという点(SWTでは明示的にリソースを解放しなくてはならないケースがあります)、現状ではRADツールが存在しない(最近はEclipse用のGUIビルダが出てきました)などというマイナス面はあるものの、その動作速度はJavaでのクライアントアプリケーション作成時には(特にビジネスアプリケーションの場合)、選択肢の1つとして一考の価値があると思います。

最近はSwingも速度的にかなり改善されてきており、速度という点ではSWTのアドバンテージはなくなりつつあります。しかし、SWTはプラットフォームネイティブなツールキットをラップしたツールキットであるため、完全にネイティブアプリケーションと同様の外観や操作性を提供することができます(SwingのWindowsルック&フェールはかなり頑張っていると思いますが、それでもやはり違和感があります)。また、GCJなどのネイティブコンパイラとSWTを組み合わせることによってJavaでネイティブなGUIアプリケーションを構築可能というメリットもあります。

最終更新時間:2005年05月11日 15時27分38秒