LinuxでのSWT実装にはMotif版とGTK版が存在します。どちらの場合も基本的にはWindows環境と同様です。ここではGTK版のSWTを利用するものとして説明を行います。SWTはhttp://www.eclipse.org/swt/からダウンロードすることができます。
GTK版のSWTアプリケーションのコンパイルにはswt.jarファイルにクラスパスを通しておく必要があります。また、アプリケーションの実行時にはSWTのディストリビューションに含まれている共有ライブラリ(拡張子soのファイル)も必要になります。
共有ライブラリを配置したディレクトリを環境変数LD_LIBRARY_PATHに追加するか、JavaVMの起動オプションで指定します。LD_LIBRARY_PATHに指定する場合は以下のような手順でSWTアプリケーションを起動します。
$ export LD_LIBRARY_PATH=共有ライブラリを配置したディレクトリのパス $ java 実行するクラス名
JavaVMの起動オプションで指定する場合は以下のようにします。
java -Djava.library.path=共有ライブラリを配置したディレクトリのパス 実行するクラス名
最終更新時間:2006年07月15日 08時13分17秒